「逆引き」や「逆算思考」は、「目的や目標をしっかり定めて、そこからブレない考え方や行動をしていきたい」という場合に役立つ考え方で、「目的思考」の一種とも言えます。
「目的思考」とは、「困難があっても屈することなく、感情をコントロールしながら継続して行動を続けて、夢や希望を達成するために尽力を試みる」という人としての営みの特徴とも言われています。
その一方で、正引きの学問方法とは、純粋に真理・神髄を探求するやり方です。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、どちらかだけというのは片手落ちが懸念されますし、何より現実生活に反映させることがスムーズではない場合も多々みられます。
どのような内容であれ、正引きプロセスで学び始めるのが通常だということを前提に、このコースでは、あえて逆引き方法を採用することで、深掘り且つ実践知へと導いていくことを目指しています。
第1チャクラから順番に学びのプロセスを進めていきます。
そのため、人生のゴール(得たい境地)を第8チャクラと設定されることが多く、そこに向けて、心理的成長を目指します。
逆引きプロセスでは、第8チャクラのレッスンからスタートします。
逆引きさせる場合は、一般的な意味解釈では抽象度が高いため、現代のトピックに応じたキーワードを選定しています。
これは「ゴールから逆算思考させる」という考え方が、現実生活での実現を目指すための思考法だからです。
意味合い(象意)は複数のアイデアがありますが、人生1/2後半戦というタイミングを組み込み「満ち足りる」と仮置きしています。
もちろん、これは、第8チャクラの象意を踏まえて、あなた自身で設定することができます。
そして、それを可能にするためには、第7チャクラをどのように理解することが大切か⇒そのためには第6チャクラは……と逆引きを進めます。
各チャクラには、今の時代性や社会トピックなどを反映させた象意をセレクトしています。
具体的には講座内でお伝えする内容ですが、これについても、それぞれのチャクラの象意を踏まえることで、一人一人が設定できます。
さて、ここまで「チャクラの理解」としてきましたが、もう少し具体的に言うならば、課題の解決です。
それぞれのチャクラには、人生における成長ポイントが暗示されています。言い替えれば、これをクリアしていれば、人生はスムーズということになり(実際には、そう容易くはありませんが)、某かの問題やストレス、心地悪さなどがあれば、成長ポイントを通過できていないということになります。
逆引きスタイルというのは、言わば成長ポイント(チャクラのテーマ)をクリアするための要点学習のような感じです。
人生の時間は限られていますから、このようなコンパクトな学び方も、時には役立つのではないかと考えから、こうしてコースに仕立てるに至りました。
カラーデザインにおける位置づけと、スピリチュアルな文脈での意味合いが、全く異なるとも言えるのがマゼンタの面白いところです。
「機微:容易には察せられない微妙な事情。表面上は分かりにくい人の心の微細な動き、物事の移り変わりのこと。」
フェミニンな色の代表格ということから、30代〜40代前半辺りの女性的なアイテムに用いられることが多いマゼンタ。中心ゾーンは美容関連といったところです。
それが証拠に、アラフィフ辺りからは、パッケージカラーが紫色にシフトする傾向にあります😂
とはいえ、チャクラとなると紫色を押さえて第8チャクラに位置します。
象意は色々ありますが、今回ご紹介するのは「慈悲・慈愛」。
とてもとても年若い頃には用いることのなさそうな言葉です。
チャクラの考え方は大人の発達プロセスですから、チャクラナンバーが増すことは、精神的な成長を意味します。
というわけで、人生後半期の在り方を象徴する1色としてピックアップすることができそうです。
カラーコーディネートではお馴染みの色相環。カラーシステムの筆頭格です。
この図では、時計の20時過ぎ辺りがマゼンタゾーンです。
とはいえ、マゼンタが色相環に加えられたのは、先人達の創意と知見によってです。まさに人知のなせた技。
このお陰で、色の世界に循環性が生まれました。
また、この循環性は、サスティナビリティとも深く関わってきます。
まさに現代に通じるエッセンス。
このように考えてみれば、マゼンタとサスティナビリティも、とても親和性が高いと言えるでしょう。
通常、チャクラには7つの色と象意(意味合い)が宛がわれています。
ここでは、私がトランスパーソナルコーチングの時に採用している象意をご紹介します。
象徴する意味や、事象、イメージする物・コトなどを総じて「象意」と呼びます。
象徴であるため、解釈は人それぞれ、状況次第、文脈依存となります。
今回はコーチング対応の象意をご紹介していますが、スピリチュアルな世界観となれば、採用する語彙が変わってきます。
とはいえ、象意の本質部分はさほど変わりないと理解しています。
拡大・深掘りバリエーションのようなものだと捉えるのがベターでしょう。
大人のための発達心理学とは意識の成長プロセスに相応します。
一般的には、1⇒7へと意識が成長すると理解されています。
そのため人生の前半期においては、1⇒7の流れをフォローすることで、自分自身の意識を成長がスムーズになっていきます。
もちろん、それは人生の後半期においても同様ですが、エイジングケア(スマートエイジング)の観点からは、後半期になったら7⇒1の理解を加えることをお奨めしています。
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